『モチベーション革命』偏愛が一番!好きなことを突き詰める

一日は24時間。
これは誰もに共通することで、時間だけは平等に流れているはずです。

けれど、時間の密度って決して平等ではないと思うんです。
自分の体感だけに限っても、あっという間にすぎると感じる時もあれば、いつまでも時間が立たないなーと感じる時もあります。

なるべく毎日、わくわくして過ごしたい。
私の一日の中は、どれくらいわくわくする時間があるんだろう?
ふと、そんなことを思いました。

ある休日の過ごし方から見えてきた、私が好きなこと

朝起きて、まず掃除や洗濯。
息子のお弁当を作って送り出してから、自分も身支度して早めに家を出る。
この日は、一年以上に渡って月一回開催してきた、ヨガイベントを主催する日。

到着した五反田のスタバで、コミュニティに投稿するための文章を作って保存してから、ボードゲームカフェウィンウィンへ。
主催側であるヨガの先生と、ビジネスパートナーと一緒にヨガのための準備をして、参加者の皆さんをお迎え。

並べられたヨガマット

ヨガの後は参加したみんなでランチと会話を楽しみます。
無事にイベント終了。
お店のスタッフさんと一緒に片付け、私は得意な食器洗いを担当。

非常に充実した、ある土曜日の前半の過ごし方です。
この中で、わくわくすることは?反芻してみました。

カフェで文章を書くこと。
みんなで準備してお客様を迎えること。
ヨガをしている時間。
みんなでランチしながら語り合うこと。

この辺りかなと。
掃除や洗濯、身支度なんかは嫌いじゃない作業もあるけれど、わくわくはしないですねー。

やっぱりわくわくするのは、好きなこと。
私が好きなのことは、文章を書くこと。人と関わること。
あと食べること(笑)
これは間違いなさそうです。

『モチベーション革命』を読んで気がついた、これからの時代に必要なこと

NewsPicksBook、9月の本は尾原和啓さんの『モチベーション革命』でした。
この本については色々と語れるのですが、ここで注目したいのは「ワークライフバランス」から「ライフワークバランス」への変化です。

「ワークライフバランス」を取るのは、これだけネットワークが発達して常時接続になると難しい、と本書に書かれています。
確かに、ポケベルで呼び出すくらいしかできなかったけれど、今ではスマホでどこにいても繋がるし、会社のメールもチェックできてしまう。
仕事とプライベートを分ける方が難しくなって来ていますよね。

これまたみんながみんな分けてくれればいいのだけれど、分けてくれない人もいます。
まして、戦う相手が張り巡らされたネットワークのおかげで、海外の発展途上国の若者だったら?
数カ国語に堪能で、賃金も日本人より安く、ITを使いこなす人相手と競って、選ばれないといけないとしたら。
もしくは、疲れたなんて感覚すら持たない、発展したAIが相手だとしたら?
「バランスがっ……。」と言っている間に、仕事自体なくなるかもしれません。

ワークとライフのバランスを取る価値観は、もう過去のものなのかもしれません。
尾原さんのおっしゃるように、「ワーク」の中にいかに「ライフワーク」の割合を増やしてくかに注力して行かなければ厳しい時代なのでしょうね。

仕事=しんどいもの、とすると、切り分けが難しい時代にはちょっと切ない。
ここが楽しくてわくわくするものだったら、そもそも分ける必要がないんですよね。
仕事の中に「ライフワーク」にしたいくらいのことが占める割合を増やせたら、仕事そのものがわくわくになる。
数年前はこんなこと言うと、空気が悪くなってしまっていました。
もしくはぽかんとされてしまうか、どちらか。

それが今では、私のまわりには当たり前にそうしている人がたくさんいます。
働き方も会社員、フリーランス、経営者、関係なし。
ライフとワークを分けない生き方をしている人は、いずれにせよわくわくすることをしているから、とにかく没頭している印象です。
かける時間と情熱が半端ないから、当然とんがっていくんですよね。尾原さんがおっしゃる「偏愛」が大事!
よくわかります。

「モチベーション革命」尾原和啓

ただひたすらに、好きなことに没頭してみる

今後、働き方はどうしたって変わっていきます。
すでに目に見えていろんな変化が起きています。

オフィスに社員を出勤させることは、明らかに高コスト。
人が集まる場の持つ力は明白ですが、それはとても贅沢なことになっていく気がしています。
私は、その贅沢な場をあえてプロデュースしていこうと考えています。
何せ、それが自分のわくわくすることに直結しているので!

人と人とがリアルに集う場は、贅沢なものだけれど、決してなくならないから。
オンラインプラス、リアルなつながりの場。
安心できる居場所を作り、交流を通して化学変化を起こしていく。
すでに小さくチャレンジしていて、ちょっとずつ世界が広がっている気がしています。

今の所は、お仕事ではないので趣味のようなもの。
お金くださいと言わなければ、たいていのことは経験させてもらえますから(笑)
マネタイズを後ろにずらして、まずは経験してみること。
とってもオススメです。
ここからビジネスのタネが生まれて収入を得るようになったら、それはまさに好きを仕事に、という文脈になります。

私が目指しているのは、Work as lifeな生き方!
Work as lifeな生き方について、こんな記事も書いています。

Work as Life!