プロカメラマン稲垣純也さんに教わった、「プロである」ということ
プロカメラマン、稲垣純也さん
素敵なカメラマンさんと出会いました。
稲垣純也さんです。
フリーのフォトグラファーである稲垣さんのお師匠さんは、あの篠山紀信さんだそうです。
独立後、雑誌やWebで数々の有名人を撮影されていらっしゃいます。
無料でホームページを作成できるWixで作られた稲垣さんのサイト。
トップページに並ぶ美しい写真の数々は、なんとiPhone6sで撮影されたもの。
街中でふと目にとまったものを撮影し、インスタグラムにアップしているそう。
稲垣さんのインスタグラムをフォローすると、日常の中のはっとする瞬間の画像が流れてきます。
私も同じiPhone6sユーザーなのですがね……。
プロとはこういうものか、ということをとことん感じさせていただきました。
プロのカメラマンに、プロフィール写真を撮ってもらおう!
稲垣さんとは、ビジネス書の作家であり、商品開発コンサルタントでもある美崎栄一郎さんのご紹介で出会いました。
贅沢にも、プロフィール写真を撮っていただくという企画です。
カメラ好きとしては、プロの仕事を間近に見られる。
そして経営者の端くれとしては、曲がりなりにもプロに撮ってもらった写真をプロフィールにできる。
こんなありがたい企画はありません!
はじめは、室内で撮影。
稲垣さんが組んだ白背景の前で、ライトなし、ありでまったく異なる雰囲気を演出しながら。
ちなみに、朝セルフでメイクをして髪をさらっと巻いただけ。
特にメイク直しもしないまま撮影突入です^^;
その後は、外に出ての撮影。
寒かったけれど、お天気には恵まれました。
場所は品川区某所、下町の公園や線路脇の道路など。
あまりにも日常な風景の中、いったいどんな写真が撮れるのか?
興味津々でした。
プロフ写真撮影、プロはここがすごかった
- スピード感が凄い
撮影場所を決める、モデルをその風景にはめ込む、レフ板の位置を決める、カメラの設定を合わせていく、シャッターを切る。
すべてのスピードが速い!速すぎる!かといって、そこに慌ただしさは一切ないのです。
焦らされるなんてことはありません。流れるような動作で、無駄がない。
待ち時間などほとんどなく、ストレスのない撮影でした。 - ありのままを引き出してくれる感がすごい
今回、メイク直しなどはセルフで。それにもかかわらず、仕上がった写真の美しいこと!
光の使い方、光の中の影の使い方でこんなにも写真って変わるのかと驚きました。
目で見た光景とも違う、稲垣さんのファインダーを通したからこそ浮かび上がる世界を見ました。
これまでもプロの方に撮っていただいたことはありました。
なんというか、素敵な写真なのですが、SNSのアイコンにすると会ったらその落差にがっかりされそうな「盛れた」写真になりがちでした。
稲垣さんの写真の中の私は着飾っていない、あくまでありのままの自分。
「盛っていない」のに、なんだか素敵。
持っているものの中で良いものをぎゅっと凝縮して焼き付けてくれたような、そんな写真でした。
これは、初めての経験でした! - 仕事を楽しんでいる感がすごい!
稲垣さんは、写真と被写体を愛しているのがわかるんです。だだ漏れです。
その姿を見ているだけで、最高の写真になるなと伝わってくるのでリラックスできるのかも。とにかく楽しそうに撮影ポイントを見極め、切り取るポイントを決め、モデルに話しかけます。
シャッターを切る音すら楽しそう!
プロフィール写真は、撮られる側と撮る側の共同作業です。
そこにはコミュニケーションが必要です。
この仕事を楽しんでいる人と共同でつくりあげたら、それは素晴らしいものができますよね。こんなにも楽しんでシャッターを切るカメラマン、撮って欲しくなるに決まっています。
プロは仕事に全力で挑み、楽しむ
私の会社でも、クライアントさまのプロフィール撮影をすることがあります。
Webサイトの制作をしているので、その一環としてプロフィール撮影や建物の撮影を頼まれるのです。
もう、今回参考になりまくりました!
プロであることって、生半可なことではありませんね。
「あなただから撮ってもらいたい」
そう求められる人しか、生き残っていけません。
仕事に全力で挑む、そして楽しむ。
だから、稲垣さんは魅力的なのです。
ここぞというときには、是非とも稲垣さんと組んでやりたい!と心から思いました。
今、稲垣さんをお迎えしての写真教室を企画しています!
現場のプロから教わる、写真を楽しむ会にしたいと思っています。
カメラの使い方はもちろん、実際に街に出て楽しんで教わるような、そんなイメージです。
稲垣さんにプロフィール写真を撮ってもらいたい!という方は、美崎栄一郎さんのフェイスブックをフォローすることをお勧めします。
8月下旬にまた撮影会を企画されているそうなので、詳細が決まったらイベントが立つと思います。
今回、撮影していただいた写真をプロフィールページに使わせていただきました。