なりたいスタイルは、習慣でつくれる?

3月、いきなりスイッチが入りました!

それは、「なりたいスタイル(体型)を実現する」というスイッチです。

去年の年末から年始にかけて、夫の実家に帰省して楽をした結果、過去最高の体重に!
そして、体重ももちろんショックでしたが、一番は、どんな洋服を着ても垢抜けないこと。
ここのところイベントごとで写真を撮る機会が増えていて、後から見るとショックなことが何度も。

年明けに何回か宝塚歌劇を観に行ったときには、舞台の上タカラジェンヌたちの美しいスタイルに見とれ、自分が恥ずかしくなりました。
これまでも何度も観ていますが、状態によるのでしょうね。
この時は、「あれも、並大抵の努力ではないんだよなー」とふと、考えたのでした。

ダイエット

 

悶々としていた時、ちょうど、プロのカメラマンに写真を撮ってもらうという予定が立て続けに二件、入りました。
4月には、海外に行く予定もあります。水着を着ることになります。

アラフォーの私。
今なりたいスタイルにならないで、いつなるんだ!?
と、いきなりスイッチが入りました!
そこから怒涛の生活習慣の改善を行っています。

象さんと象使いの関係

この自分のスイッチの入れ方、正直未だに正確には掴めていません。
スイッチが入ったらこんなにも仕組みづくりに邁進し、継続が出来るなら、何でもかんでも入れられたらいいのに!
この辺りは、今後も探っていきたいポイントです。
私の中の象さんを、一体どうやって象使いにコントロールさせるのか?
ここを掴めたら、どんなことにも取り組めると思うのです。

「象と象使い」という言葉は、もともと心理学者ジョナサン・ハイトが『幸福の仮説 The Happiness Hypothesis』という本の中で紹介している比喩。
こちらの本、本格的な心理学の本ですが、とても読みやすいのでおすすめです。

言葉自体は、私は『スイッチ』という本で知りました。
こちらはハース兄弟の著作。
行動を変えるということを、ビジネスの観点から描いていてこちらも面白いです!

人の脳には、「感情」と「理性」という2つのシステムがあります。
両者の間では常に葛藤が起きるため、私たちは「理性」で「感情」をコントロールしようとします。
それでも、時にはそのコントロールが効かずに「感情」が暴走することも。
この「感情」は「象」のようなものであり、「理性」は「象使い」のようなものだという比喩なのですが、これが非常にわかりやすい。

一般に象使いは小さく、象は大きいため、制御は不安定。
言うことを聞かせるのは難しく、象と象使いで進みたい方向が違えば、象使いが負けることが多いそう。
これも思わずうんうんと頷いてしまいます。

ダイエットは、やめたらリバウンドする

ダイエットって、実は今まで本格的にしたことがありません。
これまで、あんまり体型で悩んだことがなかったのです。
身長は低め、体重は標準というのが長い間の私のスタイル。

それがここ数年、体重が増加傾向にありました。
出産後も苦もなく元の体型に戻ったというのに、なぜ……?

書きたくはないのですが、やっぱり加齢の影響は大きいですね。
代謝が落ちているのに、食べる量は変えられない。
運動する機会は、どんどんなくなっていく。

ちょっとは気になるのでダイエットというほどでもないのですが、以下のような試みはしたことがあります。

間食を控えてみる。
食事の際はよく噛んでみる。
ジムに登録してみる。

でも、結局お腹いっぱい食べていたし、外食も減らず。
ご褒美と言ってはケーキを食べていました^^;
ジムも数回は行くものの、継続は出来ず。

ジム

結局のところ私の中で優先順位が低く、象さんが言うことを聞かなかったのですね。
ダイエットと言って食事制限や運動を始めたとしても、やめてしまったら元に戻るわけです。
それじゃあ意味がないんだなーということを理解することができました。

ダイエットじゃないんだ、習慣なんだ。
習慣を作るには?そう、象さんを動かす必要があるのです。
習慣については、こちらの記事にも少し書きました。

朝時間を活用する、朝活のススメ

「きっかけ→ルーチン→ご褒美」
この流れを作らねば。
きっかけは、上述の通りいくつかありました。次は、ルーチン化です!

3月から取り入れた習慣

スイッチが入って以降、生活習慣の改善を行いました。
継続できなければ元に戻るだけなのだから、なりたいスタイルになれる生活習慣を確立し、ずっと維持することを目指して。

とはいえ、3月頭から新しく取り入れた習慣は以下の2つだけ。

  • スタンディングデスクの導入
  • ゆるく糖質オフ、グルテンフリー、ただし完全にはしない

スタンディングデスクは、知人の勧めでした。
ええー?と思いましたが、確かに知人はみるみる痩せて、というか締まっていっていて、身体のラインがどんどん綺麗になっていたのです。
試してみる価値はある、と私の中の象さんも知人のスタイルを見て納得したようです。
私は起業していますので、導入が自由にできるのもポイント!

そして、食生活。
こちらも、以前から友人が勧めてくれていました。
完全に炭水化物や糖質、グルテンを抜くのではなく、少量は摂取します。
でも、できなかったんですよねー。

だって私は大のお米好き。
主食を食べない、もしくは減らすなんてとんでもない。
そう思い込んでいたのです。

写真撮影も、海外旅行も、日程が決まっています。
その時には今みたいなスタイルじゃいやだ、と思っていたので、えいやっとチャレンジできた気がします。
ある程度のスピード感で結果が見えてこないと、継続できずに終わってしまう可能性が上がります。
そのためには、食生活の改善ってものすごく効果的なのですよね。
結局のところは、「摂取カロリー<消費カロリー」に持っていかない限り、どんどん太っていくわけですから。

今では、いくら大好きだからって毎食おなかいっぱい白米を食べる必要も、同様にパスタを食べる必要もないんだな、と気がつきました。
食べたいな、と思ったら少量食べて満足しています。

スイーツ

その他、心がけていること

他には、これまでもうすーく継続していたことについてもより意識をしています。

・駅の階段は天然のジムと思う
・お風呂はエステタイム

これらはとてもシンプルです。
駅ではエスカレーターやエレベーターは極力使いません。
せっかく日常の中で体を動かす機会があるのだから、階段を見ると
「これは私のための天然のジム♪」
と前向きにとらえて、登ることにしています(笑)

ちなみに、最寄駅も幾つかありますが、あえて遠いところを使っています。
ウォーキングの時間を改めて確保するのは大変だけど、通勤なら毎日しますから。
そして、お風呂。
保湿、ストレッチ、マッサージ。
これらをするのに、最適な時間です。

お風呂も毎日入るものなので、そこに取り入れることで習慣化を目指しました。

習慣を変えて、なりたいスタイルは作れるのか?

3月から開始して、3週間が経過しました。
体重よりも見た目のスタイルを重視していますが、数字としてわかりやすいので体重について。

体重は、開始からマイナス4キロ!

3週間という期間にしては、ちょっとペースが早いかもしれません。
でも、本人はおなかいっぱい食べているし、きつい運動もしていないので健康そのものです。

BMIは、23.67(!)から、21.98へ。

わー、こんなに結果が出るんだ!と驚いています。
これくらいになると、「痩せた?」と言われることが増えてきます。
写真を見ても、だいぶわかります!

モチベーションが上がるので、継続は苦ではありません。
まだ完全に習慣になったというには期間が短いのですが、着実に結果が見えているので象さんは喜んで行動してくれています。

習慣なので、ダイエットのように止めることがないので維持できるのかな。
これは検証を続けていきます!

ダイエット

終わりに

期間のあるダイエットではなくて、なりたいスタイルになる習慣を作る。
そういうつもりで3週間続けてきました。

特に停滞することもなく体重が落ち、見た目も変わっていくので楽しいです。
この生活習慣改善は、まだまだ続きます。
またブログにも書こうと思います!