「髪を失った女性に笑顔と自信を」群馬県産シルク使用、LINOLEAのヘッドスカーフに込められた想い
群馬産シルクを使用した、お肌に優しいヘッドスカーフ”LINOLEA”(リノレア)の期間限定ポップアップストアにお邪魔してきました!
“LINOLEA”ではスカーフを実際手に取れるよう、各地でポップアップストアを開催しています。
「髪を失った女性に笑顔と自信を」ーLENOLEAのコンセプトです。
髪を失った頭皮は、とてもデリケートな状態。
そんな頭皮にも優しい肌触りになるように、LINOLEAのスカーフの内側にはとろけるような群馬県産シルクを使用しています。
美しい水に恵まれた地で生産される群馬県産シルクは、世界で唯一ホルマリンを使用しないシルクなのだそうです。
寝起きでも、どんな時でも素敵な形で身につけられるように、あらかじめ形作られたスカーフはとても便利で、おしゃれです。
どうか、多くの方にこのスカーフが届きますように!
ある時、多発性脱毛症を発症。そんな彼女が見た夢は・・・
こちらの事業を展開している角田真住さんは、私の大切な友人です。
二人のお子さんを育てながら、今は生き生きと地元、群馬県で事業に取り組んでいます。
彼女は約三年前、多発性脱毛症を発症。髪の毛を失いました。
きっと、想像もつかないような苦しい日もあったでしょう。
でも、彼女は髪の毛を失ったことも「個性」だと、笑顔で語ってくれました。
あのとびきりの笑顔で、同じように髪の毛を失った女性たちに笑顔を、と志しヘッドスカーフの事業を立ち上げました。
多発性脱毛症に限らず、抗がん剤による副作用など、女性の脱毛は色々な病気に伴って発症する可能性があります。
もちろん、ウィッグも使用するのですが、医療用ウィッグはとても高価なのに、消耗品。
蒸れてしまったり、常に状態が気になってしまったり、思い通りのヘアスタイルにならないこともあるそうです。
のびのびと過ごしたい週末や自宅では、もっと快適に過ごしたい。
快適なだけではなくて、おしゃれも楽しみたい。
そんな思いから生まれたのが、ヘッドスカーフでした。
女性にとって「美しくありたい」と願う気持ちは、生きる力の源です。
何らかの理由で失われた髪の毛。
それを隠すのではなく、楽しむ。自信と笑顔は、女性を何よりも美しく見せるのです。
LINOLEAは、髪の毛を失った女性のための、
手軽、快適、ファッショナブルなヘッドスカーフです。角田真住さんが作った会社、「合同会社Armonia」のサイトより
髪の毛を失った自分だからできることにチャレンジする
もともと、事業を立ち上げたい、自立して何かをしたいという気持ちは持っていたそうです。
何をしたらいいかわからなかったけれど、髪の毛を失ったことで、個性ができた。
そんな自分だから、できることがある。
そう思うことのできる彼女の強さ、美しさを私は誇りに思います。
彼女は、GIA=群馬イノベーションアワードに挑戦。
見事、2015年のGIAにてビジネスプラン部門一般の部にて入賞を果たします。
GIA=群馬イノベーションアワード
「Gunma Innovation Award=GIA」は、次代を担う起業家や起業家精神を持った人材を発掘し、県内国内のイノベーション機運を高めようというプロジェクトです。2013年に始まり、年々エントリー数は増加、資金支援やGIAのPRに取り組む協賛社も広がっています。
その後も様々な出会いを経て、事業を立ち上げるためにクラウドファンディングにチャレンジ。
選んだ場は、Ready forでした。
全力でチャレンジしたクラウドファンディングは、担当者の心配もよそにオープン後、数時間で40%、2日目で60%と順調に推移。
プロジェクトを進めていくうちに、製造上の課題にいくつもぶち当たっていたこともあり、途中で目標金額を上げることに。
その金額も、終了間際に見事達成!
支援総額は最初に目標金額1,400,000円に対して、2,521,000円となりました。
- その時のページはこちらです。
- 「世界一優しい」髪を失った女性にスカーフを届けたい
このチャレンジは、READYFOR OF THE YEAR2016で、「READYFOR Lady賞」に選ばれています!
世界に届け!角田真住さんの生み出す世界一優しいヘッドスカーフ
実は、私と彼女には共通点がいくつかあります。
同世代であること。ワーキングママであること。
ともに、東日本大震災をきっかけに、自分にも何かできないか、と志し始めたこと。
彼女の追う夢は、素晴らしく輝いていて、今の自分にして上げられることがなさすぎて歯がゆいくらい。
でも、心から願っています。
彼女の見る夢は、たくさんの女性を幸せにする。
だから、どうか、世界中の困っている方々に届きますように!
真住さんの素敵なインタビュー記事があります。
「soar(ソア)」さんらしい、とっても素敵な記事なので、ぜひご覧ください。