ワーママである私の、過去4回の転職経験

今は自分で会社を経営していますが、私には過去4回の転職経験があります。
ストレングスファインダーという強み診断でトップ5に「活発性」を持つ私にとって、ひとところにじっとしていることは苦痛なのです^^;

転職活動中

ともあれ、24歳で結婚し27歳で出産もしていた私。
4回の転職のうち3回は、子供がいる状態でしたものです。
なぜ、転職に不利だと言われるワーママの私が、これほどの回数難なく転職してこられたか?
振り返ってみようと思います。

大企業志向が強かった過去

今でこそ起業しており、経営者の端くれの私。
数年前までは、普通のサラリーマンでした。
それも、自分でそれがいいと心から思って選択していたことです。

私の父は、会社を興してたくさんの従業員を雇っている、私から見たら立派な経営者でした。
幼い頃、あまり一緒に遊んだ記憶がないけれど、何不自由なく育ててくれました。

それでもやっぱり、会社を経営する父の背中を見ていて子供の私が感じたのは「大変そう」ということ。
結果、自分は大人になったら大企業に勤めるんだと考えるようになっていました。
その考えに沿って新卒の時は、東証一部に上場している大好きだったとある外食チェーンの本部に入社しました。

その後転職する企業も2社は東証一部上場、1社はベンチャーでしたが、後にマザーズに上場しています。
枠にとらわれ、私はそんなことにこだわっていたのです。

外食産業から始まったキャリアは、次はブライダル産業へ。
その次はまた外食、そして、飲料メーカー。
起業前に営業力を鍛えるためにIT企業に入り、営業を経験しました。

ブライダル

外食からブライダル産業に転身した時は年収を落としましたが、それ以外は必ず年収がアップする転職をしました。
これもこだわりからでした。

正直、当時の日本の社会では、転職回数が多いことはマイナスでした。
これは、もしかしたら今もその傾向があるのかもしれません。
あちこち移り変わる人間は、評価されていない。
そんな空気を感じていましたから、そうではないと証明するためにも年収を前職より上げることを目標に活動しました。

ワーママだからこその転職準備をしよう

これまでの豊富な(笑)転職経験から、これだけはやっておこう!というポイントについて書きます。

  • 家族の理解を得ておく
  • 次を決めてから、前の職場を辞める
  • 必ず聞かれるワーママだからこその質問の答えを用意しておく
母親と子供

私が毎回転職の際に気をつけていたのは、これだけです。業界を超えての転職の場合、資格を取った方がいいんじゃないかとか、勉強しておいた方がいいんじゃないかと思われる方もいるかもしれません。

場合によってはそういうこともあるかもしれません。
しかし、会社に採用されるか否かの分かれ目は、担当者に一緒に働きたいと思われるかどうかにあると考えています。
そもそも欲しい人材とマッチしていないと無理ですが、そこにちょっとくらい届いていなくても、相手に一緒に働きたいと思われたらこっちのものなのです。

足りない部分は、働きながら身につけていけばいい。
外から見て思う必要なスキルと、中で実際に必要となるスキルは違います。

家族の理解を得ておくこと

転職する意味や、メリット、そしてデメリット。
ちゃんと家族で共有し、理解してもらうことで転職活動そのものがしやすくなります。
精神的な落ち着きも得られます。
面接までいけた場合は特に、自分自身の精神的な落ち着きや自信を持つことが大切になってきます。

次を決めてから、前の職場を辞める

保育園に子供を預けている場合は、就労していない期間も継続して預かってくれるかなどの問題が発生する場合もあります。
最悪退園となった場合、就職が決まっても再入園できる保障があるのかどうか?
悩みも色々増えますので、継続して働きたい場合は、次が決まってから前の職場を辞めることをお勧めします。
次の職場が待ってくれないということもあるかもしれませんが、そもそもそれを条件に活動すればいいです。
何より、待ってでも来て欲しいと思われる人材でないと就労してから苦労するかもしれません。

ワーママだからこそ面接で聞かれる質問の答えを用意しておくこと

ワーママだからこそ面接でされる質問といえば、代表的なものは以下の二つでしょうか。

  • 残業ができるか、どれくらいできるか
  • 子供が熱を出したらどうするのか

この質問自体が私は大嫌いですが、かなりの確率で投げかけられる質問です。
聞かれる以上は、自分なりの考えや答えを持っていたほうが採用されるでしょう。

前者の質問には、そもそも残業前提なのですか?と質問で返したこともありますが、いずれにせよ自分と家族のためにも明らかにしておいた方が良いでしょう。
こういった質問の答えを用意することで、働くことに対する自分の考えが明確になります。
そこまでしても働かなくていい、と思う場合もあるでしょう。
万難を排してもその企業で働きたいと思う場合は、対策を考えておくこともできます。

マルチタスク

終わりに

ワーママである私が転職活動に苦労しなかったのは、ズバリ就職を目標に置かなかったからと言えます。
その企業に入って何を実現したいのか?
そこに視点を置いていたので、面接での受け答えも入ることが目的ではなく、入って何をするかにフォーカスしたものになりました。

そこまで向き合えたのも、家族の理解やとりあえず働ける場所を確保していること、ワーママであることがマイナスになりそうな部分に対する答えをあらかじめ自分の中に持っておく、という準備ができていたからです。

私は今、起業したことによって就労時間もお休みも自由になりました。
そういった働き方を実現してみて思うのは、もっと労働市場の流動性が高まって、人生のあらゆるステージで誰もが主体的に自分の働き方を選ぶことができたら、社会はもっと豊かになるということ。

そのためにもまずは私と同じ立場のワーママの皆さんが、その才能を活かして生き生きと働くことができたらいいなと願っています。

ワーママの才能については、いずれまた語ります。